2020年6月30日火曜日

初蝉

昼頃、風がすごいので窓から外を見ていたら、庭のジューンベリーにクマゼミがいた。


まだ6月なのに早い。
こんな暴風雨の日に出てこなくてもいいのに。

2020年6月27日土曜日

三光鳥

サンコウチョウ目当てで、ちょくちょく通っていて、今日初めて撮ることができた。


とりあえず、全身を収めることができたので満足。(尾が長いので難しいのです。)
結構ねばりました。いろいろ教えていただいたHさんありがとうございます。

やっぱり嘴とアイリングのブルーが印象的。


メスも見たけれど、逆光で黒っぽくなってしまった。次回はもう少しましに撮れますように。


自愛

無花果や自愛せよとは何せよと 池田澄子 (句集『此処』 朔出版 より)

手紙やメールの結びに、私もつい「ご自愛ください」と書いてしまう。言われてみれば、私などが言うことでもないような。ある程度年齢を重ねてくれば、自分の心身をメンテする必要性、方法はわかっていて、その上でどうしようもできない時もある。そのあたりの、ちょっとしたもやもやをすくって、軽やかな一句になっている。無花果はすくすく育ち、無垢なようでなにか一癖ありそうな感じもする。





2020年6月14日日曜日

梅田

久しぶりに梅田の句会。ごく少人数なので再開した。電車に乗るのも4カ月ぶりなので緊張。難波や梅田は思ったより人が多い。

以前は、この会の二次会で美味しいものを食べたりしていた。今日はそれはしなかったので写真に撮るものなし。まだまだ、多人数のリアル句会は難しそう。


画像は先日丘陵公園にいた、若そうなモズです。



2020年6月7日日曜日

ケリ

サンコウチョウが見たくて里山付近へ。土日で3回ほど♂の姿を見ることができたものの、写真は撮れなかった。3回目ははっきり顔まで見えた。もうすぐ梅雨に入りそう。まだチャンスがありますように。

昨日見たケリの若鳥。雛を見つけられないうちに、いつのまにか若鳥になっていた。少しあどけなさも残っているかな。


親ケリは近づくと相変わらず威嚇。まだ子育てモードみたい。


鳰の子と笹百合

丘陵公園へ。

カイツブリのファミリー。もう親の背に乗る感じではなくだいぶ育っている。
別のところにまだ抱卵中の巣もあった。



ササユリが咲いている。
今年は咲き具合がいまひとつかな・・・。


一応、この公園で市の鳥ルリビタキと市の花ササユリを見ることができる。

2020年6月5日金曜日

『瑞瑞しきは』関根誠子句集

『瑞瑞しきは』関根誠子句集(ふらんす堂)

熟考の果に眠気の来ててふてふ

考えていると眠くなるのは、私なんてしょっちゅうのこと。
蝶のひらひらした動きも、てふてふという表記も、ほんとに眠そう。というか、もう既に寝ている感じ。


冬近し寝しなに荒らす菓子袋

「荒らす」という表現が小動物のようで可笑しい。冬近し、というのも冬眠前の腹ごしらえのようで。実際お菓子を食べるのは自分なのだと思うけれど、茶目っ気たっぷりに客観視している。


山門を春だの寒いだのとくぐる

誠子さんの以前の句に「ビールないビールがない信じられない」があって、台詞の臨場感に驚いた。この山門の句も話している人々が目に浮かぶよう。「春だの」がリアルなんだと思う。



写真撮れば写る我等や柳の芽

湯畑やとても涼しく傘が邪魔

桃咲いて来へんきてへん誰もゐてへん

花ぐもり蛸のすさりの綿密な

大年や湯気もろともに出汁移す

縄文広場の風にひろげる栗ごはん

週間天気予報の中のお元日




自由な精神を感じさせる句集。最近、気持ちも縮こまりがちなのですが、すこし明るくなるよう。