鳥ばかりアップしていたけれど、今年は家にいることが多かったのでガーデニングっぽいことも、例年よりしていた。
少しお正月らしくしたく、葉牡丹の寄せ植えを作成。
鳥ばかりアップしていたけれど、今年は家にいることが多かったのでガーデニングっぽいことも、例年よりしていた。
少しお正月らしくしたく、葉牡丹の寄せ植えを作成。
『エレメンツ』鴇田智哉 (素粒社)
作者の前句集『凧と円柱』が語られるとき、たびたび抽象という言葉が使われていた。今回は『エレメンツ』というタイトルでもあるし、さらに抽象化が進んでいるのでは、と勝手に予想しながら読み始めた。
しかし読んでみると一句一句が以前よりも抽象的かというと、そうでもない。一部の実験的な句群を除いて、案外、一読して通常の文脈で意味が通じそうな句が多い。
十二個の目が滝壺を見てもどる
あたたかな木とさかさまに映る木と
自転車の痺れのかよふ葉鶏頭
つはぶきは昨日の層にありにけり
ぶらんこをからだの骨としてつかふ
消ゴムに小暗い栗鼠ををからめとる
いうれいは給水塔をみて育つ
鳰よりも黒つぽくゐるわたしたち
冬をゆくかほの高さを保ちつつ
『凧と円柱』は、句は抽象的でも(むしろだから?)あまり考えずにさらさらと読んでいくうち、自然に引き込まれて色々な感覚体験をさせてもらえる、アトラクション的な楽しさが私にはあった。『エレメンツ』の句は、それに比べると少し、澄まして並んでいる感じがする。(はからずも帯の本田さん(誰?)も「澄ましていきいき並ぶ」と書いている。)
ひばり指させり互ひに入り組めり
こういう、ちょっとおかしな接続の魅力は健在。
本の構成については、見開きに俳句が飛び交っているページがあったり、かなり読解が難しい方言の句群があったりと色々な試みがされていて、モダンアートっぽい。
昨日は近所のおぼそり池でミコアイサを観察。
鳥の数を数えるのが苦手。オスメス合わせて13羽以上はいたと思う。
近くで見たいな、と思っていたら、一羽飛んできた。
メスかと思ったけれど、エクリプスのオスだったかも。
こちらはだいぶ白くなったオス。
羽ばたき。
先日は、炎環の西川火尖さんが北斗賞受賞、今日は箱森裕美さんが百年俳句賞最優秀賞受賞の知らせ。両方とも、句集という形になる賞とのことで、喜ばしい。
火尖さんと裕美さんは、炎環の同人であり、Qai〈クヮイ〉という同人誌の仲間であり、そしてもうひとつ共通点がある。それは、炎環同人になる際、私が推薦文を書かせてもらったということ。
昔から私が推す人は活躍するんですよ~。本人が、いまだに賞に落ち続けているのは残念ですが(._.)。
大阪モデル、赤信号に。
基準を変えて黄色のままにしたり、基準には少し満たないけれど、赤にしたり。
次、解除するときはどうするつもりなのかな・・・。
土曜日、久米田池の帰りに、オシドリのいる池に行った。行くたびに道に迷う。
オシドリはいたけれど、臆病で一度引っ込んだらなかなか出てこない。
お墓の近くなので、墓参りの人が通ると引っ込んでしまう。
蜻蛉池公園よりは近い距離で見えるかな・・でも遠い。数も結構いると思うのだけれど。
待っていたらカワセミが飛んできた。
さすがに道順も覚えたので、今シーズンもう一回くらい行きたい。
林道に行ったものの、アオジがちょっと顔を出すくらいで何も会えず。
昼から丘陵緑地へ。
ルリビタキのポイントのルリビタキは奥でチラチラするだけで表に出てきてくれず。
待っている間に、笹鳴きのウグイスに挑戦してみたけれど難しい。
これで精一杯。
光量が足らなくなってきてあきらめ、水辺へ移動。いつものエナガさんを撮っていると・・
水鳥が騒がしい。何事かとみたら、鷹が鴨を襲撃中。
猛禽の識別できないけれど、調べたらオオタカらしく。
獲物はマガモのメスかな・・。
距離があったし、一部始終を見た訳ではないけれど、結構、衝撃だった。
おまけ、向井池のオシドリまだいましたよ。遠すぎるけど。
久しぶりに久米田池へ。
カンムリカイツブリ。5羽以上はいた。
オジロトウネン。たぶん。
タヒバリ。背景と同化。
アオジ
オオバンいっぱい
ハシビロガモ。
他にも個体数多くいろいろ。
この後オシドリの池にも行った。それはまた後日。
あまり時間がなかったので近所の池で鳥見。
Hさんのブログでハジロカイツブリが来ているということだったので、カイツブリを少し丁寧に見ると・・・。
いました。
ハジロは初めて。目が赤くて、普通のカイツブリよりどことなくシュッとした感じ。
知らないと見逃していたと思うので、Hさんありがとうございます。
普通のカイツブリとのツーショット。
ハシビロガモとのツーショット。
ジョビ子が撮って欲しそうだったのでアップで。
今年も作品集「ユプシロン」が出来上がりました。第3号です。
「レモンの熱」仲田陽子
「空白」中田美子
「天使幼稚園」岡田由季
「自動水栓」小林かんな
メンバーの各50句。
定価500円+税
Amazon他、ネットショップで予約受付中です。
また、小さ子社さんのネットショップからもお買い求めいただけます。
句集『奎星』 小池康生(飯塚書店)
「奎」代表の小池さんの第二句集。関西の俳句界隈でW小池といえば、川柳の小池正博さんと俳句の小池康生さんです。
根つからの性悪なれど祭笛
性悪なのだけれどカッコいいのだと思う。祭り笛吹いてたら絵になって、「佳かりける」なんだと思う。
色鳥の入口となる一樹かな
鳥見していると、こういう木、ある。ジョウビタキとかアトリとかルリビタキとか次々に来る。
枯野原風一匹と数へけり
野良犬みたいな風。枯野がそう思わせるのか。
たけのこの白きところに値の書かれ
青簾越しに花の名教へらる
画家の眼を通したやうな裸かな
冬眠の蛇金色に変はりけり
初旅は保護犬貰ひ受ける旅
苗札のふいに小さき末尾の字